世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ドラえもん のび太の恐竜2006

今年はさすがにもう無いかと思っていましたが、やはり結局行ってしまいました『ドラえもん のび太の恐竜2006』。

中学校の卒業記念に友人としゃれでドラえもん映画を観に行ったのが始まりでした。
それ以来、毎年(去年はお休みでしたけど)この時期になるとその友人とドラえもん映画を観に行くのが恒例になっています。
とは言え、さすがにもうええ歳したおっさんが連れ立ってドラえもんを観るというのも、正直きついものがありまして。

やめるなら、今年だったよなー。
去年は公開自体が無くて、「毎年行く」というイベント性はいちおう途切れました。
そして今年は声優陣も一新し、新しいドラえもんになりました。
しかも内容はリメイクだから、強いて観るまでもないって感じです。
これだけ条件がそろえば、これ以上ない“やめ時”だったはず。

なのに、やっぱり行ってしまいました。
これでもう、来年も再来年も行くんだろうなー。

とまぁ、そんなことを思いつつのドラえもん映画。
感想としては、「まぁ、がんばったな」という感じでしたね。

今年は言うまでもなく『のび太の恐竜』のリメイクということで、プロットと言うかストーリーの骨格自体はオリジナルのとおりです。
なので、ストーリーがどうのこうのといった不満点は、まったく無い。
やっぱり、こうして改めて観ても、よく出来たストーリーだと感心します。

ただ、そのストーリーを脚本に落とす際に、どの部分を膨らまし、どの部分を削るか、演出はどのように行うか、といったあたりに、オリジナルとリメイクとで違いがあります。
これはもう、どっちが良い悪いではなくて、どっちが好きかという話でしょう。
ぼくはオリジナル世代なので、そりゃまぁどうしたってオリジナル派になっちゃいますけど。

リメイク版のテンポの速さとオーバーアクションは、ぼくの好みじゃない。
ストーリー展開はもっとゆったりと丁寧に描いて欲しいと思うし、“顔芸”や“リアクション芸”が露骨なのも鼻につく。
でもたぶん、このへんは監督さんがどうのこうのというより、時代性ですね。
今の時代はあれくらいのテンポと演出が普通なんだろうと思います。

そうそう。
そういった演出面での変更以外にも、大きな変更点として、ラストが少し違っています。
感覚としては、まぁ、「付け足し」って感じですけど。

これについても賛否両論あるでしょうけど、まぁ、あれはあれで良いんじゃないでしょうかね。
Zガンダムのときもそうでしたけど、基本的に、リメイクをオリジナルそのままでやられても面白くないですから。
「そこを変更してきた」という部分に作り手の思いが感じられるのが、ぼくとしては面白いと思うのです。
加えて、今回はそういった変更があるとは知らなかったですから、ちょっとしたサプライズで楽しめました。

とまぁ、ストーリー的な部分は「可もなく不可もなく」というか、もともとリメイクですから、そんなに驚くような、のめり込むような展開があろうはずもなく。
絵については、さすがに2年かけて作っただけあって、かなりクオリティ高かったです。
ただまぁ、敢えてそうしたであろう鉛筆画ふうのタッチに、多少賛否両論あるようですけど。
ぼくは、あれはあれで面白いと思いますけどねぇ。

声に付いては、ぼくはもう新声優陣に馴染んでいるので、まったく違和感などありませんでした。
強いて言えば、ピー助の声は・・・という感じでしたけど。

そんなこんなで、全体として、新生ドラえもん第一発目としては、よくがんばっていたと思います。
べつに敢えて観るべき映画だとは思いませんけど、観て後悔するような代物でもなかったです。
それこそ、旧ドラえもん映画の末期のやつにくらべれば、はるかにましでした。

気になるのは、来年どうしてくるかですね。
たぶん、オリジナルストーリーで来るだろうから、そこで新生ドラえもん映画の真価が問われるでしょう。
・・・って、普通に来年も観る気でいるよ、おれ。
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by kude104 | 2006-03-27 23:59 | 映画