世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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音楽ファイルが共有される世の中でCDを売る方法

昨日のYouTube絡みで・・・というわけでもないけど、デジタルデータと言うのは、こうして共有される運命にあるのだなぁと思う。

そのことの良し悪しや法律的なことはとりあえず置いておいて、技術的なことだけで考えれば、「デジタルデータ+インターネット=共有」という法則は自然法則と言っていいくらい、自然です。
水が高いところから低いところに流れるくらい、自然です。
それを、著作権法やコピーガードなどで押し留めようとするのは、なんというか「無理をしているなぁ」という感じがしなくもない。

その一方で、「タダで共有されたら物が売れなくなる」という法則もまた、自然法則と言っていいくらい、自然です。
もちろん、「音楽ファイルの共有がCDの売上低下の原因ではない」といった意見もあり、それはそれで説得力がありますが、少なくとも現時点における業界の常識としては、「タダで共有されたら物が売れなくなる」と信じられていると言っていいでしょう。

だから、これを何とかできないものかなぁと思うのです。
たとえば、「タダで音楽ファイルが共有される世の中で、CDを売るにはどうすればいいか」と考えてみます。

CD以外の収入源を新たに開発する、あるいは拡大させるという方向性もありますが、今回は「CDを売る」という点にこだわって考えてみます。
なぜなら、そういう別の収益構造を新たに作りましょうという話より、「タダで音楽ファイルが共有されても、CDを売る手は有ります」という話のほうが、音楽業界も乗り気になるでしょうから。

で、この際思い切って、CDに収録する楽曲はすべて公式サイトなどでタダでダウンロードできるものとします。
それでもCDが売れるんなら、だれにどこでどのようにファイルを共有されようと、全然問題ないってことになりますよね。
むしろ、どんどん共有してくれってなもんです。

この場合、CDは、それを購入することで楽曲データをダウンロードする手間が省けるというのが、まずひとつ商品価値となります。
が、その程度では、あんまり買ってもらえそうに有りません。
そこで、もっと別の付加価値を考えましょう。

ところで、CDを購入するのは、なにも収録されている楽曲を聴くことだけが目的ではありません。
CDを所有することそのものに、ある種の自己満足感があります。
いわば、収集、コレクションですね。
で、コレクションなら、ひとに見せて自慢したいと思うもの。

「自慢したい」というとトゲトゲしいですが、「うわ、このCD持ってるんだー、センスいいね」みたいなことは言われたいじゃないですか。
これは、音楽ファンなら特にそうなんじゃないでしょうか。

そこでまず、ネット上にSNSみたいなコミュニティを作ります。
次に、CDの1枚1枚に異なるシリアルナンバーを付けて売ります。
コミュニティの参加者にはそれぞれ「所有CDリスト」というデータがあって、購入したCDのシリアルナンバーを入力すると、それが「所有CDリスト」に追加されるわけです。

このコミュニティが楽しければ楽しいほど、参加者はもっと深くコミュニケーションを楽しむために、自分のお気に入りのCDを購入することになるでしょう。
CDを購入することがファンの証であり、音楽通の証であるような雰囲気を作り出せれば、たとえ楽曲はタダで手に入る状況でも、ひとはCDを購入するのではないでしょうか。

と考えたのですが、どうでしょう。
もちろん、実際にやるとなると、そんな簡単な話ではないでしょうけど。
でも、方向性としては有りなんじゃないかなぁ。
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by kude104 | 2006-03-10 22:58 | PC&ネット