世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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マネックス証券おそるべし

株についてはあまり詳しくないぼくですが、ライブドアの一件は実に興味深い。
たかだかライブドアだけの騒動と思っていたら、市場は大混乱、東証は前代未聞の取引停止、巡り巡ってヨーロッパ市場にまで飛び火しているとか何とか。
こうも連鎖するものなのかと。

つらつらとネットなどで情報を追っていると、今回の混乱に拍車をかけたのはマネックス証券なのではないかという気がします。
ぼくの理解の及ぶ範囲で整理すると──。

株取引には、現金取引と信用取引の二種類がある。
現金取引とは、文字通り、手持ちの現金の範囲内で株を買うこと。
それに対して信用取引とは、借金して株を買うこと。

借金をする場合、当然、担保というものが必要になります。
信用取引では、通常、保有している株を担保にしてお金を借ります。

たとえば、ライブドアの株を100万円分保有していた場合。
証券会社は、「ライブドアの株だから、担保価値70%ということで、70万円お貸ししましょう」という具合に、お金を貸してくれるわけです。
で、投資家は借りたお金で、さらに株を購入する・・・と。

それが今回、ライブドアが強制捜査を受けるやいなや、マネックス証券はライブドアの担保価値を70%から一気に0にしたんですね。
こうなると、ライブドア株を担保に信用取引をしていた人は、新たに別の担保を用意しなければなりません。
別の担保というと、まあ、手っ取り早いのが現金です。

ですから、手持ちの株を売り払って、とにかく現金化しようとする人が大量に発生します。
投げ売り状態ですから、当然、株価は下がります。
すると、下がった株を担保に信用取引をしていたひとも、場合によっては追加の担保を求められます。
しょうがないから、そのひとも手持ちの株を売って現金化 → 株価が下がる → 担保価値が下がる──という具合に、どんどん波及していくというわけですね。

むろん、マネックス証券が悪いというわけではないのでしょうが、なにも一気に0にする必要はないんじゃないの?という気がしてなりません。
担保価値を下げるのはやむを得ないとしても、様子を見つつ段階的に下げるとか、なにか配慮があっても良かったんじゃないだろうか。
そうすれば、こうもヒステリックな事態にはならなかったのではないか・・・と。

だって、株価が下落して取りっぱぐれるリスクも折り込んで担保価値を70%とかに設定するのではないのか?
投資家には自己責任でクビを吊らせておいて、自分はさっさと回収に掛かるというのは如何なものかという気がしますよねぇ。

それにしても。
信用取引には手を出すなというのは、こういうことなのか。
だって、今日明日で、何百万何千万、下手をすれば何億円を都合して下さいってある日突然いきなり言われるんですもんねぇ。

手持ちの株で都合が付いた人は「全財産を失いました」で済みますが、サラ金とかに手を出さざるを得ないような人は、ほんとどうなるんだろう。
怖ぇぇよ。

でも、こういう明らかに下げ相場なときは、信用取引で株を売って、下がったところを買い戻せば面白いように儲かるんだろうなー。
そういうところが魔性だなぁ。
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by kude104 | 2006-01-18 23:59 | 時事・社会