世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ゲームから物語を切り離せ

「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」100万本出荷達成(GAME Watch)

ムービーが売りのゲームを見て、「いっそ、ムービーだけつなげて見せてくれりゃいいのに」と思ったものですが、実際にムービーだけの作品が100万本行ったと聞くと、なにやら複雑な心境です。

おそらく、物語をゲームで鑑賞するというここ10年来の流れが、そろそろ終わりを告げようとしているのではないか。
最近のDSなんかに見られる、ゲームの面白さの原点回帰的な動きも、その流れの上にあるんだと思う。

できるだけ時間と労力をかけずに楽しみたいと思ったとき、物語目的でゲームを遊ぶプレイヤーにとっては、やれ戦闘だダンジョンだといったゲーム部分が煩わしい。
一方、戦闘だダンジョンだといったゲーム部分を目的にゲームを遊ぶプレイヤーにとっては、合間合間に挿入されるムービーなんかが煩わしい。

ならば、物語は物語だけ切り離して鑑賞すれば良いし、ゲームはゲーム部分だけ切り離して遊べば良い。
これなら、必要最小限のコストで済む。
そういう時代になりつつあるのではないかという気がする。

たとえばゲームソフトを購入したら、ゲームディスクとムービーディスクの2枚に分かれているというのはどうだろう。
ゲームディスクでゲームを遊んで、ムービーディスクで物語を鑑賞するのだ。

たとえるならば、キャラゲーの方法論とでも言おうか。
ムービーディスクにドラゴンボールのアニメが入っていて、ゲームディスクにドラゴンボールのキャラクターを使った格闘ゲームが入っているような。
べつに、格闘ゲームで誰それに勝たなくてはアニメの第何話が観られないということはない。
そういうイメージ。

まぁ、それって別にゲームソフトにムービーディスクを含めなくても、そのまんま、映画やアニメのゲーム化って話なんですけど。
根本的な部分で、ゲームで物語を物語る意味なり必然性なりって何よ?という部分が、ぼくにも未だに良く分からない。

映画向きの物語、小説向きの物語があるように、ゲーム向きの物語というものが、たぶんある。
それは裏を返せば、ゲーム向きではない物語があるということ。
多くのゲームで物語られている物語というのは、たぶん、構造としてはゲーム向きではない。
ゲームのストーリーとしてでなければ鑑賞に耐えないという点でゲーム向きと呼べるものはたくさんあるけどね。

ゲーム向きの物語とは、たぶん、プレイヤーが物語を鑑賞する行為がそのままゲームになるようなものか、あるいは、プレイヤーがゲームをプレイする行為がそのまま物語になるような、そういうものではないかと思う。
それが具体的にどういったものかは、良く分からないけど。

そういう、物語とゲーム性を融和させる方法論が発明されるといいなぁと思います。
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by kude104 | 2006-01-17 23:59 | ゲーム