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世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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つまらざること山の如し

NHK大河ドラマ「功名が辻」を観た流れで、テレ朝の日曜洋画劇場特別企画「風林火山」を観てしまいました。

開始30分で「やばいな」と思ったんですが、クライマックスにある川中島の合戦に期待して見切り損ねてしまったのが失敗。
2時間半もかけて観て、なんともつまらなかった。

つまらん要因は色々あるけど、強いてひとつ挙げれば、「正室VS側室,女たちの愛と欲望の争い」という部分がつまらん。
そんなん、「大奥」でええやん。
川中島の合戦だけに絞って2時間半とか、そういうのが観たかった。

ぼくはどちらかと言うと幕末派ですが、戦国時代も面白いですよね。
信玄と兼信が戦うとか、なんかこう「夢の対決」みたいなワクワク感がありますよね。
オールスター戦というか、ヒーロー対決というか。

ところで。
戦国時代における「死」って、どういうものだったんでしょう。
あの時代の人たちって、今よりずっと極楽浄土とか輪廻転生とか信じていたのではないかと思うのです。
だとすると、死が今よりもう少し軽いものだったのではないか・・・なんて考えてしまいます。

あるいは、好きでもない男の側室に娶られるとかいう話も、今ほど悲壮感なかったんじゃないかなぁと思うんですが、そのへんどうなんでしょう。
恋愛至上主義的な価値観とか貞操の観念とか、そういうのって西洋文明的な感じがするんですが、昔の日本にもやっぱりあったのかなぁ。

まぁ、ドラマとしては今の時代の価値観に合わせて演出してくれて良いんですが、実際のところどうだったんだろうと、いつも少し疑問に思いつつ観ています。
by kude104 | 2006-01-08 23:59 | テレビ