世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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P2Pのビジネスモデル案

ふと思いついたP2Pのビジネスモデル案をメモ代わりに書いておこう。

とりあえず、「有料データをタダでゲットできる」という旨味での客引きはしない、できない、考えないものとする。
あくまで、「合法でありながら誰もが利用したくなるサービス」という観点で考えたい。

基本的な説明はめんどーなので省略するとして、いわゆるハイブリッドP2P方式でシステムを組む。
簡単に言えば、完全にP2Pで成り立つシステムではなく、サーバを用意し、必要な情報はサーバ/クライアント方式でやり取りするタイプのものです。

ざっくりと言ってしまえば、P2Pでやり取りされるデータの著作権を、用意したサーバに問い合わせることで管理しようという魂胆。
「コンテンツの情報をサーバに問い合わせる → 正規のものならP2P交換を許可する」という流れになります。
もし不正なコンテンツデータがあった場合は、少なくともP2P交換を禁止することができるので、それ以上の拡散を食い止めることが出来ます。

当然、流通させるコンテンツは事前の登録が必要となります。
ここがまぁ面倒臭いっちゃあ面倒臭いかな。

イメージとしては、ソフトウェアをVectorに登録するとか、音楽ファイルをMUZIEに登録するとか、そういった使われ方を想定しています。
当面は、アマチュアクリエイターが自作品を配信するためのチャンネルとして位置付け売り込んでいけば、上手くいくのではないかと思います。

では、アマチュアクリエイターに、これを積極的に利用するメリットがあるのかといえば、もちろんある。
最大のものは、作品データファイルのアップロード場所に困らないという点。
ちょっと大きなファイルを自サイトにアップロードして、ちょっと人気が出ようものなら、たちまち回線がパンクしてサーバ運営会社に怒られたりしますけど、これならP2Pでデータのやり取りが行われるのでその心配がありません。

一方、ユーザ側にメリットがあるのかといえば。
配信されるコンテンツが充実すれば、当然、メリットが出てきます。
特に、常時接続でサーバとデータのやり取りを行うことを上手く利用すれば、たとえばバージョンアップされたものを自動的にダウンロードしてくるとか、特定の制作者の作品はすべて自動的にダウンロードするとか、そういった機能は便利なんじゃないでしょうか。

と、ここまでは、どちらかというと無料のコンテンツを想定した話でした。
しかし、やはり有料コンテンツを扱えないことには意味がありません。
有料コンテンツをP2P配信できるシステムを考える──ここがいちばん面白いテーマですしね。

それにはまず、このP2Pサービスに、コンテンツの販売サービスも併せ持たせる必要があります。
簡単な話で、利用者がその有料コンテンツを購入したかどうかというデータがまずもって必要になります。
そのデータを取得するためには、自前で販売サービスを行うのが一番いい。

で、何度も言うようにこのサービスはハイブリッド型なので、サーバに問い合わせれば、利用者がその有料コンテンツを購入したかどうかが一発で分かります。
むろん、購入していないのに有料コンテンツを所有しているからと言って、不正に入手したものとは言い切れません。
なのでとりあえず、購入データのない有料コンテンツは、その利用者から他者にP2P配信できないようにします。

これだけではたいしたペナルティにならないというか、わざわざ有料コンテンツを購入しようという動機付けにはならないでしょう。
そこで、アフィリエイト広告の仕組みを導入します。
すなわち、有料コンテンツを他者にP2P配信し、それが見事売れた場合、配信した利用者に報酬が支払われるものとします。

有料コンテンツは、正規に購入することで初めて、P2Pサービス上、“所有”することができます。
人間、多少なりとも、「所有コレクションを他人に見せたい」という欲求があるので、まずひとつ購入の動機付けになるでしょう。
そして、それが自分経由で売れた場合、いくらかの報酬がもらえます。
これで、「見栄より実利」という人にもアピールできるでしょう。

とまぁ、ざっとこんな感じ。
具体的に考え出すといろいろ問題点も出て来るだろうけど、ざっくりとしたイメージでは、けっこう行けそうな気がするんだけどどうでしょうか。
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by kude104 | 2005-12-14 23:59 | PC&ネット