世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「これもテロです」についての補足

更新を休んだ次の日は二日酔いの法則が成り立ちつつある今日この頃。

で、今日は特にこれと言って取り上げたいようなネタもないので、先日書いた「これもテロです」について、もうちょっと丁寧に書き足しておこうかと思います。
頂いたコメントに対する返信も兼ねて。

まず。
この「放火予告」が本気か脅しかは、ぼくには判断のしようがありません。
「放火予告」がエイベックスの内部から書き込まれた(つまりは、2ちゃんねるを貶める罠?)という話もあるようで、正直、なにが本当でなにが嘘か、ぼくには判断のしようがありません。

この「放火予告」事件そのものについて何かを言おうとすると、真実が分からない状況では何通りもの可能性が考えられ、そのひとつひとつに、「もしこのパターンなら○○」「もしこのパターンなら××」と、ケースバイケースでこちらのコメントも違ってきます。
これがエイベックスの内部から書き込まれたものか外部から書き込まれたものかだけでも、180度違うしね。

なので、この「放火予告」事件そのものについては、言ってしまえば、ぼくにとってばどうでもいいのです。
語ろうにも、情報が少なすぎる。
ぼくが関心のあるのは、「放火予告」事件から何らかのエッセンスを抽出して、一般化して、それについてあれこれ考えることです。

で、このニュースを目にしたときに抱いた感想は、こういう人間が現れるというのは十分「ありうる」というものでした。
この「放火予告」が本気か脅しか嘘か本当かはともかくとして、こういう人間が現れても不思議ではない、と思ったわけですね。
「宇宙人がいました」と言われても俄かには信じられないですけど、「放火予告がありました」と言われて「そんなやつ、おらへんでぇ~」とは、まぁ思わないじゃないですか。
このご時世。

たぶんね、いると思うんですよ。
放火でも殺人でもなんでも、実力行使で「のまネコ問題」を解決してやろうと考える人は。
レベルで言えば、考えるだけの者から、やるぞと言って脅す者から、実際に実行する者まで、いろいろでしょうけど。
「やるぞと言って脅す者」レベルなら、1000万人にひとりくらいはいても不思議ではないと、そう思うわけです。

たかが「のまネコ問題」でそうだとしたら、たとえばこれが「民族問題」や「宗教問題」になったときに、この数字はもっと跳ね上がって然るべきでしょう。
より多くの人が、より過激なことを考えても不思議ではないですよね。

つまり、「放火予告」に見られる精神性といいますか、そういったものを100倍1000倍と拡大していけば、「テロ」に辿りつくのではないかというのが、このニュースを見てぼくが思った事なのです。
実力行使で問題の解決を図ろうという考え方だとか、社員だから家族だからという理由で「殺しても良し」とするところとか。

そして、たかが「のまネコ」問題ですらこういった過激派が発生するのなら、毎年毎年コンスタントにテロリストが生まれても、そりゃ不思議ではないよなぁって思ったんですね。

そういう話がしたかったのであって、「放火予告」事件をテロとして扱うべきかどうかといった話は、正直ぜんぜん興味ありません。
「これもテロです」というタイトルが誤解を招いたかもしれませんが。

そして、「大げさに騒ぎ過ぎ」という意見は、ぼくはやはりそうは思わないです。
こういった「放火予告」や「殺人予告」が、少なくとも「脅し」レベルで本物だと仮定しての話ですが。

たとえば、もし2ちゃんねるで自分がそのターゲットになったらと思うと、やっぱり怖いです。
書いたほうはイタズラのつもりでも、書かれたほうにとっては、イタズラと分かるまでは本物です。
死の恐怖に怯えて過ごす何日間とかが、「イタズラでした、ビビりすぎ~」で片付けられたら、ぼくだったら許せない。

おそらく、その“イタズラ”に信憑性があるかないかという話になるのでしょうけど。
本当にやるかも知れないという信憑性を感じさせる“イタズラ”は、イタズラのレベルを超えて脅迫になる。

この時期、この状況で、2ちゃんねるという場に書かれた「放火予告」や「殺人予告」が、100%イタズラだと誰が言い切れるでしょう。
言い切れない以上、脅迫として機能しますよね。
脅迫として機能したなら、その時点で立派な犯罪行為だとぼくは思います。

「イタズラだと思っていたら、本当に殺されてしまいました。ゴメンナサイ」なんてことにならないと、どうして言えましょう。

まぁ、たしかにマスコミなんかは、面白おかしく煽ったり、2ちゃんねるを悪者にしてやろうという意図をもって報じているところもあるかもしれません。
それは忌々しきことですねと思いますけど、それはそれとして。

対応としては、とりあえずイタズラであると判明するまでは、ホンマモンとして対応するのが正しいと思います。
でもって、「イタズラでした。本気じゃなかったんです」といった申し開きは、本人が捕まった後にすればいいことで、べつにぼくらが配慮してあげなくてもいいのではないかと思います。

ですので、イタズラであろうと本気であろうと、こういった行為は非難されて当然だと思います。
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by kude104 | 2005-10-06 23:59