世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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猫の恩返し

金曜ロードショーで『猫の恩返し』を観ました。

前半、なんかジブリの短編作品とやらを見せられて、ダレる。
ああそうか、猫の恩返しって尺が短かったんだと気付くも、同時上映はたしか『ギブリーズ』だったよなぁ。

見事になかったことにされているギブリーズ。
あの短編作品よりもひどい出来だったのか? ギブリーズ。

いや、きっとギブリーズ作った人たちは、「アレをやるなら、ギブリーズだろうがぁぁぁ!」と悔し涙に濡れていたに違いない。
あるいは、バーでグラスを傾けながら、「ふっ、やっぱりな・・・分かっていたさ」とシニカルに呟いたのだろうか。

そんなギブリーズスタッフに思いを馳せながらテキトーに待っていると、ようやく猫の恩返しが始まりました。

まぁ、正直言って、猫の恩返しも全然期待していなかったんですよね。
見るからに、中途半端でつまんなさそうな感じじゃない?

と、期待値が低かったのが良かったのでしょうか、意外とけっこう面白かった。

ただ、この「面白い」ってのは、アレです。
クスクス笑っちゃう面白さです。
ラピュタやナウシカや、ああいった「面白い」とはまるで違います。

だってこれ、コメディですよね。
こう言うと褒め過ぎかもしれませんけど、系統としては、ぼのぼの的な面白さ。

猫が喋ったり、猫の国だなんだかんだという“非日常”。
これに対する、たとえば主人公の女の子のリアクションなんかが、微妙にズレている。
それがけっこうぼくのツボで、面白かったです。
好きなんですよ、こういう2ミリほどズレている感じ。

そんな作品をラピュタかナウシカかって感じで観ちゃうと、そりゃ、楽しめないわなぁって感じです。
はっきりいって、ストーリー的にはもう、ぺらっぺら。
感動とかドキドキ感とか、まったくない。

これを映画館で見てつまんなかったって人は、たぶんいっぱいいるだろうな。
それってやっぱり、宣伝の仕方に問題があるように思う。
どの映画でも、たいてい「感動」で売ろうとするだろ。

これなんかも覚えてないですけど、たぶん「感動の冒険ファンタジー」って感じで宣伝していたんじゃないでしょうか。
ある種、詐欺だね。

・・・まぁ、正直に「微妙に可笑しいです」って言ったら、それはそれで客が入らないでしょうけど。

内容的に言うと、主人公の女の子を小学生くらいにして、児童アニメですって装ったほうが、まだ誤解なくお客さんに届いたんじゃないかって思います。
そういう、作品と受け手のミスマッチで評価が低くなってしまうのは、もったいないよなぁ。

いずれにしても、今回改めて思い知らされた。
ちいちいは声だけでも可愛い。
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by kude104 | 2005-08-26 23:59 | 映画