世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ダージリン・ヒマラヤ鉄道

今日、ついに店頭で「秋限定ビール」を目にしました。
ああ、夏ももう終わりか・・・と、ちょっとセンチメンタルな気分になったりならなかったり。
季節の変わり目をビールで知る。

・・・なんてしんみり気分でもなくてですね、実際には「初物は行っとかなアカンやろ!」と嬉々として『秋味』買って、ぷっはーと飲んでいい気分です。
四季折々、ビールが旨い。

それはさておき。
昨日の深夜、たまたま点けたテレビでやっていた『NHK世界遺産の旅 インド ダージリン・ヒマラヤ鉄道』は、なんだかとっても癒された。

120年前、産業革命の頃から走っている汽車なんですが、とにかくもう、すんげーロートルなの。
スピードもめちゃくちゃ遅くて、自転車に追い抜かれているシーンとか、実に味がありました。

なにしろ120年前の汽車だから、整備・運行するのにものすごい手間暇がかかるようで。
正直言って、無駄が多すぎるなぁと思えてなりません。

部品はすべて専用の修理工場で、120年前の鋳型を使ってひとつひとつ手作りだし、運転にだって、やれ運転手だ、石炭をくべる係りの人だ、カーブのときにレールにスベリ止の砂を捲く係りの人だと、3人も4人もいて人数多すぎ。

そんなに手間暇かけて、1日1便の運行じゃ採算合わんだろ、みたいな。

どう考えても、最新の技術を導入した新しい列車を作ったほうが──というより、もはやクルマで事足りるって話のようですけど──、はるかに安上がりでいいだろうにと思ってしまう。

でも。
その一方で、そういった「無駄」のおかげで生活している人たちがいるというのが、なんだかとってもいいなぁと思ったわけです。

「無駄のおかげで」というとちょっと違うかも知れないけど。
その人たちにとっては、ちっとも「無駄」なんかじゃないわけですから。

毎日数時間をかけて整備する労力とか、走行中の音で機械の不調を察知する技能とか、そんなものは“最新鋭”からすれば無駄でしかないんだけど。
でも、現状のあの現場では、それらはすごく有用で価値のある物事で、人々は誇りを持って取り組んでいるわけです。

経済的には、最新鋭の機械を導入することが正しいとしても、それによってあの人々のあの仕事っぷりが“無駄”なものになってしまうとしたら、果たしてそれは正しいことと言えるのだろうか・・・と。

そんなふうに思ってしまう雰囲気が、そこにはありました。
牧歌的で、いいところのようでしたよ。

べつに「効率よりも人情を」って言いたいわけじゃないですけど、一方に効率を追求する社会があるとして、一方にはそうでない社会があるというのもいいもんだなぁと思ったという、まぁその程度の話でしょうか。

いいなぁ、ダージリン・ヒマラヤ鉄道。
いつか行ってみたいなぁ。
のんびり8時間かけてダージリン・ヒマラヤ鉄道に揺られてみたい。

でもって、インド美人と相席できれば言うことなしですよね。
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by kude104 | 2005-08-25 22:31 | テレビ