世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「自分嫌い」な子供たち 中学生の半数以上

「自分嫌い」な子供たち 中学生の半数以上 心の意識調査(Yahoo!ニュース:産経新聞)

「このデータが示すように、最近の子供はキレやすいんです」と言われても(誰も言ってないけど・・・表立っては)、「そうかぁ?」と思ってしまう。
いやまあ、調査をしたのが「小中高校の退職校長や現職教員、教育委員会の元職員らが設立した民間の教育研究団体」って部分に、偏見的な胡散臭さを感じているせいもなきにしもあらずですが。

とりあえず、比較データがないので、「中学生の半数以上が自己肯定感を持てないでいる」ことが異変を示すものなのかどうか判断がつかない。
思春期の一番繊細な時期であることを思えば、「そんなもんだろ」という気がしないでもない。
逆に、この時期に「自分大好き、俺って完璧」などという人間は、ナルシストか精神的な成長が未熟か天才かじゃないの?って思ってみたり。

そのへんどうなんだろうと過去のデータを探してみようと思ったんだけど、この研究団体、Webサイトを持っていないみたいで。
このご時世に、使えねぇー。

とりあえずグーグルでヒットした去年のニュースでは、「いつか自分はキレるかもしれない」と回答したのは小中学生の約6割、「『疲れた』と思うことがある」は8割と報じられています。

今年は5割と7割なんで、単純に比較すりゃ改善が見られるってことになりましょうか。
そのへんどうなの?と訊いてみたい気もしますが、今年の調査結果について、同研究団体は「『疲れた』『キレるかも』の多さは意外だった」と驚いていらっしゃいますので、なんかもうやっぱり使えねぇーって感じ。

ま、そんな使えないデータは置いておくとして。

自分に否定的な感情を持つことは、そんなにダメなことですかね?
100%自分を肯定できる人間なんてそうそういないでしょう。
ほとんどの人が、自己肯定と自己否定の境界線を、ときに肯定ときに否定へと、ふらふら揺れ動きながら綱渡りのように生きているのではあるまいか。

それなのに、否定的であることを否定するような、つまり、否定的な自分はダメな人間なんだと思わせるような社会の風潮というものが、むしろ子供を追い詰めることになりはしまいかと思う。

自己肯定感の薄い子供がこんなにいるのに、ほとんどが真っ当に育って行くんですから、もっとどーんと構えていて良いんじゃないでしょうか。
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by kude104 | 2005-07-18 23:59 | 時事・社会