世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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映画館にも逆境が

今日は発作的に『逆境ナイン』を観て来ました。
結論から言うと・・・実に評価が難しい。

いや、面白いか面白くないかというと、面白い。
笑えるし、作りにチープ感はまるでない。
この手の映画にありがちな、ノリだけで作った「バカ映画」とは違う。

だけどなんだろう。
120点を期待して観たら、75点だったような微妙感。
十分満足ラインは越えているんだけど、期待が120点だけに・・・と言う感じ。
うーむ、やはり期待値が高すぎたか。

このモヤモヤした感じをうまく説明するのは難しいのだけど、なんというか、この映画。
基本的には「おバカ映画」ですから、「ありえねー!」というハチャメチャなおバカパワーで突き抜けるところに、笑いや爽快感が生まれるわけです。
で、そこの部分は、実はかなり成功している。

ただ、きっちり計算して、狙って作られた「おバカ映画」という空気が、なぜだかどこからか微妙に感じられるんだなぁこれが。
天然キャラを計算して演じている芸能人に漂う空気、みたいな感じ。
それがあと一歩、ぼくをのめり込ませなかった原因ではないかと分析します。

120点を叩き出すような「おバカ映画」は、きっと、真剣に「おバカ映画」を作ろうとしちゃ作れないんだ。
真剣に映画を作ったら、結果として「おバカ映画」になっちゃった・・・というのでなきゃ届かないんだろうと思う。

予備知識なしに観れば、かなりお気に入りになっていたかもしれないだけに、ちょっと残念。
あるいはもう一度観ると、「どの程度の面白さ」か分かっているので、心置きなく面白く観られそうな気もする。
機会があれば、もう一度観てみてもいいかもしれない。

・・・というか、それはそれとしても、実はもうひとつ“不幸”な理由があって。

同じ上映回の、ぼくのひとつ斜め後ろに座っていた客が、上映中に過剰なくらい声出して笑うんだよ。
しかも、なんというかなぁ、ウヒヒヒヒみたいな気持ち悪い笑い方で。
あと、映画の中のボケに対して「○○って!」っとツッコミ笑いしやがんの。

笑い所になるたびに、「○○って! ウヒヒヒヒ」みたいに笑われてみなさい。
どんなに面白くてもシラけるって。

いやホント。
上演終了したら、そのへん一帯の客がみんな後ろを振り返ってさ、「あのやけに笑っていたの、誰?」みたいな顔してんの。
その、不快感とキモイもの見たさの好奇心が入り混じった表情で、みんな一様に振り返る光景は、ちょっと面白かったけどね。

ぼくもこっそりどんなヤツか確認してみましたが、やっぱり──と言っては失礼ですが、オタクっぽい小デブ男でした。
普段から周りの目を意識しない人種だ。

映画はなぁ。
一緒に観る客まで選べんからなぁ。

ま。
それはそれ、これはこれ(←今日のお気に入り)。

えー、ヒロイン?の女の子(堀北真希)が実に可愛らしかったと、それだけは最後にきちんとお伝えしておきたいと思います。
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by kude104 | 2005-07-08 23:59 | 映画