世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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PC天国

以前に、「脳の情報をPCに保存する」というネタを取り上げました。

あのときは、PCに『自分』をコピーすることで不死が実現する──という視点に意識が向いてしまい、このネタの本質を見落としていたことに最近気がつきました。

このサービスがもし実現したなら・・・。
喜ぶのは、死に逝く当人ではない。
残された者たちですよ。

愛する人が、死してもなお、PCの中で生き続ける。
これははっきり言って、もの凄いことなんじゃないかって思う。

つまり、PCの中に天国を作ることができるってことです。
そこでは、この世のすべての苦しみから解き放たれ、老いもなく、永遠の幸せを生きることが出来る。

もちろん、データで作られた単なる『まぼろし』である、とも言えるでしょう。
でも、本物か偽物かなんてことは問題ではない。
要は、残された者が信じるかどうかです。

たとえば、不幸にして愛する者を失ってしまった人がいて。
PCの向こうから、その者が「こっちで幸せに暮らしているよ」と笑顔で語りかけてきたなら・・・たとえ嘘だと思っていても、すがるでしょう。
すがって信じれば、PCの中で、愛する人は幸せに生き続けることが出来るんですから。

これはもう立派な宗教です。
宗教が、大なり小なり『あの世の幸福』を提示することによって信仰を集めていると考えるなら、これほど強力な宗教が他にあるだろうか。
なにしろ、『あの世の幸福』を実際にこの目で確認することが出来るんですから。
特別な修行も臨死体験も必要とせずに。

ですから、最初にこの技術を実用化した人間が、次なるキリストになるやもしれませんね。

ただ、この『天国』を運営するのが神ならぬ人間だというところに、若干の不安というか怖さが漂いますけど。
でもまぁそれは、どんな宗教だって同じようなものだし。
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by kude104 | 2005-06-20 22:01 | PC&ネット