世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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日本の社会に『階級制』

例によって、脳内シミュレーションですが。
日本の社会に『階級制』を導入してみるってのはどうだろう?

言うまでもなく、日本は資本主義社会です。
資本主義社会は、現状ではかなりベターな社会構造だと思うけど、問題がないわけじゃない。
その最たるものが、社会が『お金儲け』を核にして成り立っている点でしょう。

お金をたくさん稼ぐことが正義の社会では、ともすると、お金儲けがすべてになりかねません。

『お金儲け』そのものが問題だと言いたいわけではなくて。
それ以外の価値観が、なかなか説得力を持ちづらい社会になりがちなところが、一番の問題ではないかと思うのです。

もちろん、「お金では買えないものがある」という、そういう方向への価値観もいちおうそれなりに支持されています。
ただ、この手の話は「人それぞれ。気の持ちよう」といった色合いが強くなりがちで、なかなか「お金で買える幸せ」のような分かり易さや説得力を持ちづらい。

分かり易く言えば。
ぼくらは誰しも「いい暮らしがしたい」という欲求を持っています。
で、そのためにはお金をたくさん稼ぎましょう、それだけが唯一の方法ですよと、そういう具合に社会のシステムが作られている。
なぜなら、人間が持つ「いい暮らしがしたい」という欲求を働くエネルギーに変えて生産力とするシステム、それが資本主義社会なんですから。

じゃあ、「いい暮らしがしたい」という欲求を叶えるための方法に、『お金』以外のものを導入することはできないか?
という発想から思いついたのが、『階級制』です。

「富と名声」というように、『富』に匹敵するものは『名声』しかないでしょう。

人々を階級に分けるというと、なにやら非常に封建的で差別的なイメージがありますが、これはたとえば出自だとか、そのひとの能力などと関係のないところで決定され、そして一生それに縛られるから差別的なのであって。

資格試験のように、階級を得るための条件をオープンにし、個人の意志と才覚で自由にそれを取得出来るようにすれば問題ないでしょう。
一級建築士って『肩書き』を、だれも差別とは思わないように。

基本的に、お金儲けとは違う価値基準で、階級を与えるようにします。
たとえば、よりよく社会に貢献しているとか、善良であるとか誠実であるとか。
審査規準をどーするの?って話は、とりあえずまぁ考えないように。

つまりあれです、狙いとしては「お金では買えないものがある」という方向性に説得力を与えるものとしての『階級』を作るわけですよ。

で、当然、階級に応じて様々な特典があります。
たとえば、ブランド物のスーツとかバッグとかは、一定の階級を持つ人以外は身につけられないとか。
ホテル、レストラン・・・などなど、同様に。

基本的には、階級の高い人は同じ値段でより良い品、より良いサービスが受けられるというシステムにします。
でないと、「そのぶんお金も掛かります」というのでは、意味がありませんから。

品物、サービスを提供する側も、高い階級のお客を相手にするお店は、お店自身が高い階級を得る必要があり、そうすると仕入れに同様のシステムが働くことで、損にはならない・・・んじゃないかなぁ。
このへんの経済システムは、あんまり自信ないけど。

まぁ、経済的な恩恵がなくても、社会的な尊敬を受けることができるだけでも、十分特典として機能するんじゃないでしょうか。

問題は、どのように階級を設定するかですね。
そのへんで実現は難しいでしょうなぁ。
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by kude104 | 2005-06-07 23:59