世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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弱った牛に群がるハイエナ

<尼崎脱線事故>ボウリング発覚、社長会見に異様な雰囲気(Yahoo!ニュース:毎日新聞)

死傷者が出ていることを知りつつボウリング大会なんぞをしていたことは非難されて然るべきだけど、その一方で、なんだか「魔女狩り」というか「戦犯探し」みたいな異様な空気も感じてしまう。

事後に俯瞰して見れば明らかに不謹慎なんだけど、その時点では、はたして彼らがどれだけ状況をきちんと把握できていたのかを考えると、おそらくは「対岸の火事」くらいにしか思っていなかったに違いない。

彼らがJR東海やJR四国なんかの社員だったら、別に問題にはなっていないだろう。
同じ会社の社員であるから、不謹慎だということで非難されている。
でも、分からないですけど、同じ会社でも職場が違えば「他人の職場」なんてことは、そう珍しい話じゃないように思うのです。

「だからボウリングしていたっていいじゃない」と言いたいわけではなく。
同じ会社の社員という、ただそれだけで非難されるのも、しょうがないことだと思った上で。
それでも、どうにもすっきりしない気持ちが残る。

なんというかなぁ。
単純に「不謹慎さ」に対する自然発生的な非難であるというより、初めから非難をぶつける対象として持って来られて、そのとおり非難を浴びている図式に思えて、一抹の憐れさを覚えるのです。

弱肉強食は自然界のルールで、それが正しいことだと分かっていても、弱った牛に群がるハイエナは見ていて気持ちのいいものではない。

遺族の方々がJR西日本の失点を手当たり次第に非難するのは、彼らにはその権利があると思うけれども。
遺族や世間の怒りを代弁するマスコミってのは、好きになれないなぁ。
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by kude104 | 2005-05-05 18:05 | 時事・社会