世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

コンスタンティン

観て来ました、『コンスタンティン』

やっぱりもう、なんと言っても、キアヌ・リーヴスのカッコよさが光る作品ですね。
悪魔を倒したあとにさ、こう、乱れたスーツをビシッと整える仕草とか、男の目から見てもカッコいいよなぁ。

このキアヌさん演じる主人公が、肺がんを患って余命1年という設定がまず特異。
情け容赦なく悪魔を倒す強さと、ケホケホ血を吐く病弱さとの二面性が面白い。
ほら、キアヌさんってもともと病人顔だし。
けっこうさまになってる。

で、この主人公。
かつて自殺を図ったことがあるため、死ぬと地獄行きらしい。
(カトリックって、自殺したら無条件で地獄行きなのね)
そこで悪魔退治をして心証よくして、なんとか恩赦をもらって天国に行きたいと思っているんだけど、天使の人に「そんなことをしても、無理なもんは無理」とか言われている。

余命幾ばくもない自分のために悪を倒す報われないヒーローという、ハードボイルドというか屈折しているというか、ちょっと変わったヒーロー像です。

テレビの予告CMとか観ていると、キアヌ・リーヴス主演ということもあって、『マトリックス』っぽい内容を想像していましたが、実際はぜんぜん似ても似つかない。
アクション映画・・・かどうかもアヤシイというか、アクションホラーものに近いというか。
銃(みたいなもの)で人間に化けた悪魔をバンバン撃ち殺すシーンなんて、なんだかイメージ的にバイオハザードみたいでした。

面白いかどうかというと、けっこう面白かったです。
べつに、たいして感動するわけでもない(ラストはちょっといい感じだけど)。
脚本が特別優れているわけでもない(平均以上だけど)。
アクションがすごい!ってわけでもない(けっこうドキドキするけど)。
キアヌファンってわけでも、もちろんない(カッコ良いけど)。

興奮して「うわー、めっちゃ面白かった!」というほどじゃないけど、「もう1回観る?」と訊かれたら、なーんか知らんが「まぁ、もう1回くらいなら観てもいいかな」と答えてしまうような。
そんな感じ。

やっぱり、映像のカッコよさかなぁ・・・と思う。
これまた「CGがスゴイ!」とか、「大迫力!」「こんな映像観たことない!」とか、そんなふうに興奮するってわけじゃないんだけど。
「あー、カッコイイわ、この画」みたいな感じで、いいんだわこれが。

聞くところによると、スーパーアーティストたちのミュージックビデオで数々の賞を総なめしてきた“音楽界のカリスマ”って人の初監督作品だそうで。
いや、こーゆーのって、普通は失敗するもんなんスけどね。
『キャシャーン』とか、『キャシャーン』とか、あと、『キャシャーン』とか。
(ゴメン、観てないのに)
この『コンスタンティン』に関しては、たしかに普通の映画とは“ちょっと違う”スタイリッシュな映像と音楽で楽しませてもらいました。

あと、キリスト教や聖書の知識がないと分かり難いという話も聞いていたんですが。
まぁぼくが観た限りでは、特にそういうことはなかったですね。
たぶん、「知っているとより深く楽しめる」ってことなんじゃないかと思います。
というか、知らないと分かり難いポイントがどこなのか、知らない者には分かり難いし。

この作品で描かれる神様やら天使やら悪魔やらの位置付けって、ぼくらからすれば「ふーん」ってな感じだけど、キリスト教文化圏の人にしてみれば「ええぇ~!!」ってな感じで、かなりのインパクトなんでしょうね、きっと。
文化的に、そのへんの面白さが味わえないのは、ちょっと残念です。

とまぁ、そんなこんなで。
めちゃくちゃ面白いってわけじゃないけど、「フムフム、なるほど。面白いじゃない」というくらいには面白い映画でした。

ただ・・・。
『コンスタンティン』っていうタイトル。
やっぱり、どう考えてもヒットしそうにないよなぁこれじゃ。
タイトルだけで観るか観ないか決めるとなれば、まず観ないでしょ。

いちおう、主人公の名前がコンスタンティンだからってことなんでしょうけど。
この名前、キリスト教文化圏のひとには、なにか意味のある名前なのかな?
[PR]
by kude104 | 2005-05-01 22:21 | 映画