世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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香港国際警察 NEW POLICE STORY

さて、そんなこんなで観てきました『香港国際警察 NEW POLICE STORY』
ぼくが狙っていた時間帯は、一時間前にチケット取ろうとしたら既に満席で取れず。
仕方なく時間をずらしたので、おかげで2本見るつもりがこの1本のみとなってしまいました。
さすがはジャッキー大人気。

その人気も納得と言いますか、評判どおりの面白さでした。
もうね、ジャッキーがハリウッドで撮りたかった映画はこれ!って感じ。

特に驚いたのが、シリアスだとは聞いていたけど、本当にシリアスな内容だったこと。
たぶん、従来のジャッキー映画のつもりだったんでしょう、小さなお子様連れのファミリーが一組いらっしゃいましたけど、正直これは子供にはちょっと・・・という内容でしたね。

いままでのジャッキー映画って、暴力シーンでさえ「コミカル」という印象が強かったですが、今回はまったくと言っていいほどない。
今回は敵が「ゲーム感覚で警官を殺す」という設定なので、殺し方がけっこうエグいというのもあるでしょうけど。
カンフーシーンより銃撃戦のほうが多いんじゃないかという気さえするほどです。

もちろん、ジャッキー映画らしい「くすっ」とするシーンもあるにはあるんですが、従来の十分の一に抑えましたって感じです。
雰囲気的には、ジャッキー映画というより『ダイ・ハード』とかあのへんをイメージするほうが近いんじゃないでしょうか。

それにしても、アクションシーンの迫力は相変わらずで。
「文字どおり、命がけのアクション」という部分では往年の無茶苦茶っぷりには及びませんが、見ていて何度も「無茶するなぁ」と呆れてしまいました。
「命がけ」の部分を薄めた代わりに「金がけ」になっている感じで、全体としては上手く帳尻が合っていたと思います。
バスの暴走シーンの破壊のカタルシスなんて、まさにハリウッド級で迫力満点。

他に興味深い点としては、相変わらずジャッキーが主役とは言え、いままでのジャッキー映画に比べると一歩引いた感じで、共演の若手俳優に任せる部分が見られたところです。
そろそろ世代交代──今までトップに君臨していたというところが驚嘆ですが──を視野に入れ、後継者育成的な思惑もあるのでしょうが、さすがに年齢的にも最初から最後まで「ジャッキーの大活躍!」では持たない部分を埋める意味合いもあったでしょう。
いずれにしても、この共演がとても成功しています。

往年のジャッキー映画の復活というよりは、新しいジャッキー映画の誕生と捉えるべき作品なのではないでしょうか。
なにかひとつ次のステージに進んだと、そんな気がしました。

ただ、ジャッキーファンからすれば「記憶に残る一本」であることは間違いないですが、普通のお客さんにしてみれば「普通に面白い」という評価に落ちつくのかも知れない。
「面白いアクション映画だね」くらいの評価──って、それで十分っちゃあ十分なんですが。

ま、アクション映画好きならまず間違いなく楽しめると思います。
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by kude104 | 2005-04-01 23:59 | 映画