世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

悪化する関係

竹島の日条例 韓国「侵略と同じ」 対日新原則 過去への謝罪要求(Yahoo!ニュース:西日本新聞)
首相訪韓は当面困難=日韓関係「打つ手なし」-町村外相(Yahoo!ニュース:時事通信)
日韓漁業協定破棄を論議=竹島の暫定水域解除を-韓国特別委長(Yahoo!ニュース:時事通信)
馬山市が「対馬の日」制定 日本人禁止のゴルフ場も(Yahoo!ニュース:共同通信)
「冬のソナタ」の舞台も交流中止=友好提携先に書簡-韓国・春川(Yahoo!ニュース:時事通信)

ざっと並べてみましたが、島根県による「竹島の日」採択からここに至る一連の流れ──まさにドミノ倒しのように急速に日韓関係が悪化していく様は、なかなかに興味深いものがあります。

友好的であろうとする間は、多少の対立要因には目をつぶり、お互い好い関係を築きましょうということで仲良くやって行けるんだけれど、一旦友好関係に翳りが差した瞬間に、それまで目をつぶっていた対立要因が一気に噴出するという。
喩えはアレですが、ケンカするたびに過去の浮気問題を蒸し返す男女関係にも似たりって感じ。

容易に解決できない対立要因をどうにかしようと思ったときに、自分の正当性を強く主張するやり方は、あまりいい結果を生まないということが良く分かります。
というのも、主張して納得してもらえるのなら、すでに解決されているだろうからです。
お互いに譲れないものがあるから、容易に解決できないんですよね。

となるともう問題の解決は、お互いの意見をどうすり合わせるかという、ある種妥協点の探り合いにならざるをえないわけで。
このとき、いかにして相手に妥協させるかという戦略には2通りしかない。

ひとつには、武力をちらつかせ、脅して譲歩させるやり方。
ただし、これは両者に明確な力の差がなければ難しいですし、禍根を残す事にもなります。

で、もうひとつは、できるだけ自分に好意を持ってもらうことで、自発的にこちらの立場に配慮してくれるようにもっていくやり方。
自分が好意を抱いている相手には、人間そうそう悪いようには扱えないんものです。
「多少不利益になるんだけど、でも、相手が喜んでくれるならこっちも嬉しい」と思わせれば、妥協点の探り合いはすんなりとまとまるでしょう。

「相手に好い感情を持ってもらう」のは、ぼくらが思っている以上に有効な戦略に違いない。
一般社会でも、よく高圧的に自分の主張をぶつけるひとが居ますけど、戦略としては、むしろ友好的にことを運んだほうが上手くいくのではないかと思います。

そもそも、島根県が何を思って「竹島の日」を制定したのか分かりませんけど、今のところ、竹島問題が解決される見通しはむしろ遠のいたように思えてなりません。
一方の韓国も、これをあくまで友好的な態度で切り返していたなら、日本の側にも「韓国の立場にも配慮しようじゃないか」という空気が芽生えたやも知れず。
少なくとも、いまの強行姿勢のままで、竹島問題が平和的に解決されることはないでしょう。

仮に、竹島を巡る漁業問題で、島根県の漁業組合の選挙票に配慮した島根県議会の行動で、現在のこの国家間レベルの危機的状況を招いたということであれば、まったくもって「なんだかなぁ」という感じです。

ま、いずれにせよ、これで韓流ブームは終わりですね。
そのことはちょっと嬉しくもあり。
[PR]
by kude104 | 2005-03-20 19:51 | 時事・社会