世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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社会的には単なる「ワガママ」

『君が代』強制 都立高卒業式の現状(東京新聞)

もちろん、強制する都教委のやり方も、ぼくは気に入らないんですよ。
でも、そっちは体制側として当然の行動であるという部分で、それ以上の嫌悪感はない。
むしろ、たかだか卒業式で『君が代』を歌わないくらいで鼻息荒くしている連中のほうが、気持ち悪くて嫌いなんです。

ぶっちゃけると、『君が代』反対!なんてのは、アナタの個人的な主義主張でしかない。
いくら子供たちや社会の未来を憂いていようと、賛同者が多かろうと、個人的な「好き嫌い」の範疇に過ぎません。

言うなれば、「卒業式で軍歌を斉唱しましょう!」という人が居たとして、個人的な主義主張でしかないという意味では、『君が代』反対と同じだと思うわけです。
「いや、それとは賛同する人の数が違う」という話にするのなら、『君が代』反対な人の数が過半数を取れなかった時点で、諦めて歌え。

「数の問題ではない、正しいことだから己の信念に従って行動したんです」というのなら、どうぞ信念に従って行動して、処分を受けて下さいなと。
もともと処分覚悟で自分の好き嫌いを押し通したんですから、処分されても文句はないでしょう。

そうじゃなくて、「自分たちは正しい。処分するほうが間違っている」と言うのなら、卒業式に『君が代』を歌わない程度のパフォーマンスでどうにかなると思うほうが間違っている。
もっと平時からきちんと活動し、支持者を増やし、世論を味方に付けて、都教委を動かし、それで歌わなくていい自由を勝ち取れ。
そういうところを手抜きしておいて、正義正義と言うでない。

いくら自分が正しいと思っていても、それが公のコンセンサスをとれていないうちは、社会的には単なる「ワガママ」としか受けとられない。
そんなことは、サラリーマンならみんな知ってる。

「教育の場には強制はなじまない」というけれど、じゃあ、校歌を斉唱したくないという人が居れば、それは通るのか?
制服は着たくない、髪の毛は染めたい、クラブ活動は嫌だ、授業は受けたくない・・・、どこで線を引くつもりだろう。

結局、『君が代』が戦前の軍国主義を思い出させるから反対なんだろうけど、「生徒の自主性」とか「弱いものいじめ」みたいな言葉で、より大きな問題に見せようとする魂胆が気に入らない。

『君が代』に反対であることは個人の自由ですから何も文句はありませんし、処分覚悟で行動するなんて立派だなぁとも思いますが、やり方のお粗末さと、それに釣り合わない鼻息の荒さが気に入らないんですよ。
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by kude104 | 2005-03-13 19:04 | 時事・社会