介助犬の特集番組を観て
2005年 03月 09日
昨日のNHKクローズアップ現代は介助犬の特集でした。
日本には現在介助犬は23頭しかいないらしく、アメリカなどに比べて大きく遅れているそうです。
それもそのはず。
番組を観ていてつくづく感じたのは、「コストがかかりすぎる」ということです。
どの犬でも介助犬になれるわけではないらしく、やはり、介助犬に適した性格というものがあるらしい。
それがまず「大量生産」を阻む要因のひとつ。
次に、訓練士ひとりに犬1頭かどうかは分かりませんが、ざっと考えても、訓練士ひとりで一度に10頭も20頭も育成出来ないでしょう。
せいぜい数頭程度といったところでしょうか。
それで、1頭の介助犬を育てるのに2年あまりかかるらしい。
しかも、使用者の障害に合わせて、1頭1頭カスタムメイド的に訓練されるとか。
そんなもん、どう考えたって「大量生産」出来るはずがない。
さらにそのあと、実際に使用者と介助犬を引き合わせての訓練です。
これには数ヶ月かかるそうで。
しかも、ここでは犬の訓練だけじゃなく、使用者が介助犬の主人となるための訓練も必要になってきます。
その後、使用者と介助犬のコンビで認定試験をパスできて、ようやく介助犬は介助犬として「完成」という運びになります。
それで障害者1人犬1頭分です。
しかも、犬の寿命から考えて、10数年で「お取替え」でしょ。
そうするとまた、イチからです。
金額に換算すると、いったいどれくらいの額になるんでしょう。
とにかく、途方もない手間と時間と費用が必要なことは確かです。
民間じゃとても採算合わないし、ボランティアでは数が確保できないし、国が全面的にバックアップでもしなければ、とてもじゃないけど回らない。
──とまぁ、そんな感じ。
で、介助犬は介助犬としてもっともっと支援態勢など整えばいいのにと思いますが、それ以上に、一日もはやく「介助ロボット」が現実的になればいいのになと思います。
機械作るほうが、なんだかんだ言ってもコストは安上がりに済むでしょうから。
テクノロジーの発展が、そういうところに恩恵を与えてくれることを期待して止みません。
日本には現在介助犬は23頭しかいないらしく、アメリカなどに比べて大きく遅れているそうです。
それもそのはず。
番組を観ていてつくづく感じたのは、「コストがかかりすぎる」ということです。
どの犬でも介助犬になれるわけではないらしく、やはり、介助犬に適した性格というものがあるらしい。
それがまず「大量生産」を阻む要因のひとつ。
次に、訓練士ひとりに犬1頭かどうかは分かりませんが、ざっと考えても、訓練士ひとりで一度に10頭も20頭も育成出来ないでしょう。
せいぜい数頭程度といったところでしょうか。
それで、1頭の介助犬を育てるのに2年あまりかかるらしい。
しかも、使用者の障害に合わせて、1頭1頭カスタムメイド的に訓練されるとか。
そんなもん、どう考えたって「大量生産」出来るはずがない。
さらにそのあと、実際に使用者と介助犬を引き合わせての訓練です。
これには数ヶ月かかるそうで。
しかも、ここでは犬の訓練だけじゃなく、使用者が介助犬の主人となるための訓練も必要になってきます。
その後、使用者と介助犬のコンビで認定試験をパスできて、ようやく介助犬は介助犬として「完成」という運びになります。
それで障害者1人犬1頭分です。
しかも、犬の寿命から考えて、10数年で「お取替え」でしょ。
そうするとまた、イチからです。
金額に換算すると、いったいどれくらいの額になるんでしょう。
とにかく、途方もない手間と時間と費用が必要なことは確かです。
民間じゃとても採算合わないし、ボランティアでは数が確保できないし、国が全面的にバックアップでもしなければ、とてもじゃないけど回らない。
──とまぁ、そんな感じ。
で、介助犬は介助犬としてもっともっと支援態勢など整えばいいのにと思いますが、それ以上に、一日もはやく「介助ロボット」が現実的になればいいのになと思います。
機械作るほうが、なんだかんだ言ってもコストは安上がりに済むでしょうから。
テクノロジーの発展が、そういうところに恩恵を与えてくれることを期待して止みません。
by kude104
| 2005-03-09 19:07
| テレビ