世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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「CDの売り上げに関係なし」ってホント?

「WinnyはCDの売り上げに関係なし」慶應大学経済学部の田中助教授(INTERNET Watch)

なんか久々にこの話題を見かけたって感じです。
作者逮捕!で騒がしかった時期が遠い昔のようですが、考えてみれば、あれから状況的には大して変わっていませんよね。

で、この記事によりますと、
「ダウンロードが増えたからといってCDの売り上げが下がるとは言えない。Winnyのファイル交換が、CD売り上げの減少と言うことはできない」
と結論付けることが出来たそうで。

ま、それはそれとして。
「ファイル交換サービスで試聴し、気に入ると購入するような“宣伝効果”や“探索効果”があるのではないか」
といった意見には、それでもやはり「ほんとかなぁ?」という疑問が付きまといます。

現状では確かにそうだとしても、ファイル交換サービスが当たり前のように一般化した未来でも、はたしてそれは言えるのだろうか?
そこでやり取りされる曲データが「試聴」レベルを超えて充実した暁には、ユーザは気に入った曲があれば全部まるまるダウンロードするようになるんじゃないだろうか。

宣伝でそのもの全部を見せては、宣伝にならない。
それと同じで、ファイル交換サービスでそのもの全部が流通するようになれば、それはもう宣伝の場じゃなくなる。

結局、「100%の流通は規制して、試聴ファイルだけを流通させれば良いんですよ」とか「課金システムを上手く構築すれば」的な結論に落ち着くのなら、そんなことは百も承知だって話です。
それが出来ないから苦労しているわけですから。

そうではなくて、曲データは100%無料で手に入る状況でも、気に入ったものはカネを払ってCD買いますというユーザが「係数が正」になるほどいるんですという結論なら、そりゃあ確かに明るい未来が見えてきそうなんですけど。

CDでは音楽データを売るんじゃなくて、なにかしら不可価値を売る仕組みでないと辛いでしょうね。
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by kude104 | 2005-03-08 18:35 | PC&ネット