世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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メトロポリス

昨日の深夜に『メトロポリス』をテレビ放送していたので観賞。

手塚治虫の原作を大友克洋脚本、りんたろう監督で映画化したものです。
ぼくは原作を知りませんし、りんたろう氏の作品もあんまり記憶にないので、この作品に対する印象は「大友映画らしいなぁ」というものでした。
どーしても、どことなく『AKIRA』っぽいと思って観てしまいます。

この映画の見所は、やはりなんといっても映像。
かなりカッチョイイ。
しかも、「うわー、カネかかってんだろうなぁー」と思わず感嘆してしまうようなクオリティです。

特にラストの人格崩壊したヒロインのデザインがめちゃくちゃカッコよかった。
半分崩れ、血管が浮き出た呪いのフランス人形みたいな。
ある種ホラー的で、おどろ美しいデザインでした。

とまぁ、映像的な満足感でじゅうぶんお腹いっぱいといいますか。
はっきり言えば、ストーリー的にはイマイチでしたねぇ。

ストーリーの中には、けっこうたくさんの物語が織り込まれています。
ケンイチとティマの物語とか、レッド公やロックの物語、人間とロボットの対立の物語などなど・・・。

これらすべてが絡み合ってひとつの山場に向かってストーリーが進行して行けばものすごい盛り上がったでしょうけど、どーもちぐはぐな印象でした。
それぞれの山場が微妙にズレているといいますか、相乗効果にならず、むしろ分散したような感じを受けました。

ストーリー的にはともかくとしても、映像的な満足感でじゅうぶんお腹いっぱいと思えるところが、やっぱり「大友映画らしいなぁ」と思う一本です。
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by kude104 | 2005-02-13 23:37 | 映画