世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

「選択肢」のないゲーム

ぼくは未プレイなのですが、『ひぐらしのなく頃に』という「ゲーム」が話題になっています。
この「ゲーム」の特徴としては、

1. 推理ものである。
2. いわゆる「選択肢」のないサウンドノベルで、読むだけの「ゲーム」である。
3. まだ完結していない(「解決編」が公開されていない)。

といったところでしょうか。
この作品を巡って、はたしてこれは「ゲーム」と呼べるのか?という論考がそこかしこでなされているようです。
そのひとつと言えるでしょうか、『ひぐらし』はゲームか?(A.B.)がとても面白かったので、今日はその話題で。

未プレイで結論めいたものを書くのもどうかと思いますが、「ゲーム」と「コンピュータゲーム」を分けて考えるとわかり易いのでは?と思ったものですから。

A.B.さんも
> 「ゲームが成立する条件」が存在しているのが「ゲームの内側か、外側か」
と書いていらっしゃいますが、これをさらに、
「ゲームが成立する条件」が存在しているのが「ソフトウェア」の内側か外側か
と言いかえるとわかり易い。

喩えるなら、コインを使ったゲームはあるが、コインそのものをゲームとは呼ばない。
それは、「ゲームのルール」がコインの外側にあるからです。
でも、コインを使ったゲームは、紛れもなくゲームです。

「コンピュータゲーム」を、ソフトウェアの中だけでゲームのルールが成立しているものと定義すれば(実際の定義は知りませんが)、ソフトウェアの外側にゲームのルールがあるらしい『ひぐらし』は、「コンピュータゲームではない」と言えるでしょう。

「選択肢がないからコンピュータゲームじゃない」といえば、なんかほら、感覚的にもすっきりするじゃないですか。

それはそれとして、『ひぐらし』が選択肢を排除することで、むしろゲームとしての面白さを高めているというのは、なかなかに興味深いです。

いまのところ、コンピュータゲームの新しい方法論というより、「推理もの」の新しい方法論という認識なんですけど、でも、形だけの選択肢を無理矢理つけてゲームとしての体裁を取っているノベルゲームが多い中、試みとして面白いです。
[PR]
by kude104 | 2005-01-18 20:20 | ゲーム