世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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詐欺師と祈祷師

「祈祷師が1億円詐取 「お金浄化で悩み解決」 姫路署(神戸新聞ニュース)

祈祷が詐欺になるのか?!と一瞬驚きましたが、よく読むと「金を浄化して返すので預けてほしい」と言って返さなかったから詐欺なのね。
ナットク。

この祈祷師、「祈祷で悩みは解決しない」と供述しているそうで、その潔さがオモシロイ。
騙されて、こうも断言されたら、立つ瀬ないよね。

さて、こういう場合は、"ニセ" 祈祷師とか "自称" 祈祷師とかになるんでしょうか。
それとも、祈祷師って能力者の呼び名じゃなく、職業名なのでしょうか。

とりあえず、今回は「返す」と言って返さなかったことが「詐欺」なんでしょうから、年間36万円の「祈祷料」は詐欺には含まれないと考えられますよね。
「祈祷」というパフォーマンスに対する料金ということで、成立しているわけですから。

・・・ん?
でも、この「祈祷」によってもたらされるご利益込みでの36万円だったら、本人が「祈祷で悩みは解決しない」と言っている以上、詐欺になるのかな?

いや。
でも、本人がそう言っていても「効果がなかった」とは断言できないし。
本人の認識で決まるとすれば、裏を返すと、本人が信じている限り詐欺にはならないということになりますよね。
効果のあるなしで詐欺かどうかを判断するなんてことは、不可能だし。

なんてことを考えていると、じゃあ、いわゆる「霊感商法」と詐欺の境目って、どこにあるんだろうと思えてきます。
単純に「科学的な根拠がない」ことや「効果がない」ことではないような気がします。

「科学的な根拠がない」なら、宗教とか占いとかオカルティックなものはほぼ全滅になりますから。
ま、中には「それでいいのだ」という人もいらっしゃるでしょうけど、仮にローマ法王を詐欺師呼ばわりしたら、こっちがやばい人だと思われてしまいます。

「効果がない」ことにしても、そりゃ「効果がある」ことを謳って金とって、あきらかになければ詐欺と言えるでしょうけど、ほとんどのケースが「あるのかないのか分からない」わけですから。
科学的に「ない」ことが「ある」というところで、この手の商売が成立しているわけですから、効果のあるなしを問うのは不毛でしょう。

となると、残るのは「脅す、不安を煽る」部分ですね。
なーんだ。
つまり、早い話が、詐欺かどうかと考えるからややこしいんであって、「恐喝」として考えれば分かり易いってことだ。

「おうおう! カネ出さねーと、うちの悪霊が暴れちゃうぜ?」みたいな。
効果があろうがなかろうが、みかじめ料の徴収は犯罪ですもんね。

お願い、えびす様! 宝くじツアーが大当たり(Yahoo!ニュース:共同通信)
ですから、もちろんこれは「犯罪」じゃない。
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by kude104 | 2004-12-12 16:42 | 時事・社会