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世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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映画ドラえもん のび太の人魚大海戦

今年も観てしまった。
ドラえもん映画。
今年のは「鬼岩城」のリメイクかと思いきや、「深夜の町は海の底」を元にしたオリジナルストーリー「のび太の人魚大海戦」でした。

今回は記念すべき30作目ということで、さぞ気合が入っているに違いないと期待したのだけど、特にそうでもなかった。
挿入歌として武田鉄矢さんの歌が流れるあたりは、30作目ならではスペシャル企画としてオールドファンには嬉し懐かしなところではあったけれど、いかんせん、楽しそうな場面に物悲しい歌が流れるというミスマッチな事態に。
ちゃんと「こういう場面で流すので、こういう雰囲気の曲にしてください」とオファーしたのか?

脚本は真保裕一さん。
この人の小説はけっこう面白いとぼくは評価しているので、今回も「彼の脚本ならば」と期待していたんですが・・・。
うーん、どうしてこうなった。
これ、本当に真保裕一さんが脚本書いたの?
名前だけで、別の人が書いたんじゃなくて?

ドラえもん映画としては特別駄作という程ではなく、近年のドラえもん映画と同じようなレベルだったと思うのだけれど。
仮にも江戸川乱歩賞や日本推理作家協会賞など、数々の賞を受賞した作家が作ったお話にしては、テンポ悪いは、キャラクター活きてないわ、「謎」はチープだわ、矛盾や突っ込みどころ満載だわで、これ本当に真保裕一さんが脚本書いたの?
信じられない。
元の脚本と出来上がった映画の内容が全然違うというのはよくあることで、今回もきっとそうだったんだと思いたい。
by kude104 | 2010-03-16 23:32 | 映画