世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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ざわざわ・・・

今日は映画サービスデーということで、「カイジ ~人生逆転ゲーム~」を観てきました。
原作の漫画が好きなので、どんなふうになっているか興味深々というか、ほとんど「ネタ」のつもりで行ったのですが、いやあ、予想以上に楽しめました。

これを、原作を知らない人が観ると、どういった感想になるのかは分かりません。
よくありがちな「原作を知らないとストーリーなどが理解できなくて楽しめない」ってことはないと思いますが。
ただ、原作を知っている人間の場合、楽しむポイントが違っちゃうから。
原作が、キャラクターにしろ、セリフにしろ、とにかくインパクトの強い内容なので、映画でそれが再現されていると、それだけで非常に面白く感じてしまうんですよね。
ストーリーの面白さとかは正直どーでもいいというか、そんなところに評価ポイントを置いていない。
だって、原作のストーリーを2時間そこらで完ぺきにやれるはず無いもの。

その点で言えば、カイジ役を演じる藤原竜也さんが、素晴らしかった。
見た目が漫画のカイジと全然違うのでどうかなぁと思っていたのだけど、見事に「ダメ人間」のオーラがひしひし出ていたものね。
班長役の松尾スズキさんなどは、ほんと漫画そのままのイメージで、見ているだけで面白くてしょうがない。
それと、俳優さんは分からないのですが、三好もほんとそっくりで笑っちゃう。
利根川役の香川照之さんも、漫画のイメージとはぜんぜん違いますが、意外と利根川役がハマっていて良かったです。

遠藤役は・・・俳優さんがどうこうというより、原作通り男で良かったんじゃないかなぁ。
なんで女に変えたんだろう。
たしかに遠藤も男だと、男率が異様に高いというか、メインキャラ全員男になるけど。
一人くらい女にしても、焼け石に水でしょ。
「利根川との確執」みたいなものを盛り込むための変更かとは思いますが、ここは「男と女の確執」にするより、「男と男の確執」にしたほうが生々しくて良かったと思うけどな。

いちおう、ストーリー的なものを漫画と照らして語ると、ギャンブルは限定ジャンケン、鉄骨渡り、Eカードの3つ。
これを2時間に収めているので、かなり端折ってます。
限定ジャンケンなんて、漫画だと2時間の勝負だったかな、それが映画だと30分になっているし。
Eカードも漫画だと12戦あるのが、3戦になっているし。
これだけ変えて、あの二転三転の勝負をいったいどう描くの?というところは、興味深々に楽しめました。
そりゃ漫画と比べるとまるでスカスカだけど、でもそれなりに上手くやっていたと思います。
原作ファンとしては初めから3部作構成で、1作でひとつのギャンブルを漫画通りきっちりやって欲しいと思ってしまいますが、映画としてはあれくらいでちょうどいいんだろうなぁ。

この3つのギャンブルの中では、ぼくは鉄骨渡りが一番好きなんですが、映画でもこれが一番の見せ場になっていたように思います。
鉄骨渡りだけは、2時間まるまる鉄骨渡りでも十分成立しそうな気がするなぁ。
他はニヤニヤ笑いながら見ていたけれど、石田さんの「矜持」のところは、映画でも泣きそうになったもんね。

といった感じで。
「カイジ」の映像化を楽しむという視点では大いに楽しめました。
大満足です。
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by kude104 | 2009-12-01 23:59 | 映画