世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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Flashの未来に夢を見る

ASCII.jp:Flash for iPhoneの衝撃 これから何が起こる?

Flashプログラマの端くれとして、ぼくも思うことを書いてみよう。

FlashでiPhoneアプリが作れちゃうというのは、Flashプログラマとしてはかなり嬉しい。
これにより、「Flashなら、ブラウザ上、Windows/Mac/Linuxデスクトップ上、Windows Mobile/Android/Nokia/BlackBerry、そしてiPhoneまで、これだけの対応アプリが作れますよ」と嘯くことができるというのは、仕事の売り込みなんかで大いにものを言いそうだ。
実際にはそう簡単な話ではないだろうけど。

先日リリースしたプリントマジックなんかも、AIR(Flash)で作ったので、WindowsだけでなくMacやLinuxでも動く。
今度Mac用のパッケージソフトとして販売されることになったのですが、これなんかもAIRだからこその展開だと言える。
Windows専用アプリだったらこうした話は無かったわけだし、Windows用とMac用の両方を別々に開発しましょうというほどの気力体力もないわけだし。
AIRで作れば一度でWindows用とMac用の両方のアプリが作れるというのは、思っている以上にポテンシャルが大きいと思う。

同じようなことが、モバイルアプリでも起こり得るだろうと期待する。
Android用とiPhone用の両方を別々に開発するのはしんどいけど、Flashなら・・・みたいなことが。

ただ、Flash PlayerそのものがiPhoneに乗ることはないだろうなぁと、そこは悲観的に構えてます。
乗らない理由はいろいろあるのだろうけど、最後の最後は、アップルの「Adobeを利することはしたくない」という感情的なものなんじゃないかなぁ。

なので、状況によっては、HTML5のほうが有力な開発環境になるかもしれない。
たとえばGoogleなんかは、今後可能な限りHTML5でアプリを作成し、App Storeの審査を通さずに配信してくるだろうと思われるわけで。
かつてAjaxを流行らせたように、HTML5を流行らせてくるんじゃないかと。

そういう意味では、アップルが握るiPhoneのコンテンツ配信コントロール権の穴はHTML5で、それを押し広げるのはGoogleなんじゃないの?という気はする。

ただし、配信はどうあれ、コンテンツの販売マーケットをアップルが握っているうちは、アップルに恐れるものはなにもないだろう。
コンテンツの販売マーケットがApp Storeしかないなら、有料コンテンツについては、企業はApp Storeを通して配信せざるを得ないのだから。

AdobeがFlash Player上にコンテンツの販売マーケットを用意してくれるといったことは、たぶん期待できないだろうと思う。
よく分からないけど、なんとなく、コンテンツの販売マーケットを運営するのって、苦労ばかりが多くて割に合わない商売なんじゃないかという気がするので。
そんな火中のクリを拾うような気は、Adobeにはさらさらないに違いない。

あり得るとしたら、Androidのマーケットがどんな仕組みなのか分からないけれど、GoogleがAndroidを中心にオープンなコンテンツ販売マーケットを作るとか、Amazonがデジタルコンテンツの販売に乗り出すとか、PayPalあたりが普及してネット上の決済システムが整備されるとか。
そうしたときに、有用なコンテンツ保護機能を備えたFlash Playerがコンテンツの購入管理システムとして利用されるようになる、みたいな希望的観測。

ま、いずれにしても、今後Flashが盛り上がってくることは間違いないと思うので、その波に乗っていきたい。
また、それとは別に、iPhoneアプリも作りたいなー。
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by kude104 | 2009-10-18 15:52 | PC&ネット