世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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誇りを失うか、あるいは死ぬか

<殺人未遂>自転車の男と口論、会社員刺される 千葉・松戸(Yahoo!ニュース:毎日新聞)

男性が知人の女性と2人で歩道を歩いていたところ、自転車に乗った男(犯人)が歩道上のすぐ脇を通過した。
男性が「危ねえだろ」と注意すると、男(犯人)は引き返し「ブスなんて連れて」とののしった。
怒った男性は走り去ろうとする男(犯人)を追い、20メートルほどで追い付いたが、男(犯人)が持っていた刃物のようなもので左胸を1回刺された。

・・・立派だ。
女性の名誉ために戦ったこの男性は、実に立派だ。

この際、女性が本当にブスだったかどうかは問題ではない。
グラビアアイドル並みの美人なら犯人もそんな悪態はつかなかっただろうとか、諫言耳に痛しとか、そーゆーことではない。
世の中、真実であればあるほど迂闊に言葉にしてはいけない・・・とか、だからそーゆーことではないってば。

もし自分がその男性の立場だったら、果たして、その女性のために怒り、侮辱したそいつを追いかけられるかどうかという問題だこれは。

人間だれしも人生に一度くらいは、「誇りを失うか、あるいは死ぬか」という局面が訪れるに違いない。
まぁ、実際に「死ぬ」ことはそうそうないわけですが。
今回の事件でも、まさか刺されるなんて思いもしなかったでしょうし。

でも、それくらいの覚悟で行動を選択しなければならない「ここ一番」という局面が、人間だれしも必ず一度はあるに違いないと思うのです。
ところが、そこで捨て身になれるひとは、そう多くはない。

ほとんどの人間は、「いま」が「そのとき」だということに気が付かない。
瑞から見ていると、あるいは後から思うと、「そこは命懸けで行くべきところだ」と気付くのですが、渦中にいるときにはなかなか気付くことが出来ません。
人生の分岐点というものは、たいてい後から気付くんだよなぁ。

よしんば気付いても、ほとんどの場合が怖気づいてしまいます。
「今はそのときではない」とかそんなふうに、たいてい堅実ぶってスルーするんですよね。
人間、そう簡単に捨て身になどなれない。

そう考えると、連れの女性をブスと言われて追いかけていける人って、けっこうすごいなぁと思うわけです。
記事では「知人」となっているので、二人の間柄のほどは分かりませんが、仮にもしこれが恋人であったとしても、ぼくだったら、ぎこちなく笑いながら「ハハハ、キニスルナヨ・・・」と慰めるくらいしか出来ないんじゃなかろうか。

でも、やっぱりこの場面は、男だったら怒らなアカンよなぁ。
ここで怒れるか怒れないかで、きっと人生分かれるに違いない。

ぼくも、次に訪れる「ここ一番」は逃さないようにするぞ。
とりあえず、不美人な女性を好きになったときは油断しないようにしていよう。
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by kude104 | 2004-11-23 19:19 | 時事・社会