世の中の物事についてあれこれ考えるkudeの日記


by kude104
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スラムドッグ$ミリオネア

新型インフルエンザがにぎにぎしいこの時に、なにも好き好んで不特定多数の密集空間に赴くこともないかなーという気もしましたが、せっかくの月に一度のイベントですんで、行ってきました映画サービスデー。
お目当ては、『スラムドッグ$ミリオネア』

ゴールデンウィークの映画サービスデーなので混んでいるだろうと覚悟して行ったのですが、劇場に着いてみると、意外や意外。
もしかしたら普段よりも人少ないんじゃねーの?といった印象。
もしかして、これってやっぱり新型インフルエンザの影響?
と思ったのだけれど、いざチケット買おうと電光掲示板を見ると、『スラムドッグ$ミリオネア』、すでに最終上映回を残してすべて満席でした。
行ったの、お昼前だったのに。
さすがは『スラムドッグ$ミリオネア』!

『スラムドッグ$ミリオネア』がダメだとなると、これはひょっとして『おっぱいバレー』コースになるのか?と、頭の中でチケットを買うシミュレーションを行いながら、でも、他にも『スラムドッグ$ミリオネア』を上映している劇場があったので、念のためにそちらにも行ってみました。
そしたら、そっちは結構空いてた。
小さな劇場だったので、みんなノーマークだったんだね。
ふふふ、こういうところで、経験の差が出るのだよ。


と、前置きはこのくらいにして。
感想としては、さすがに評判通り、面白かったです。
ただ、予想以上に、観終わった後にモヤモヤとした気持ちが残りますね。

というのも、スラムの厳しい現実が生々しすぎて、ミリオネアで賞金獲ったところでそれがなに?!ってな気持ちになってしまったから。
みんなたぶん、厳しい現実にも負けずに愛と誠実さを貫く主人公の姿に感動するのだろうけど、いや、ぼくもそれはそうなんだけど、それ以上に「貧困とはなんと悲惨な!」という感情のほうが強くて。

基本、おそらくファンタジーとして観るべき映画なのだろうけど、この「スラムの現実」が生々しすぎて、ファンタジーを楽しむ気分になれないよ。
かといって、「スラムの現実」を生々しく描いたドキュメンタリーもの、あるいは社会派ドラマとして観るには、ファンタジーの部分がある種のご都合主義的に思えてしまう。

このキメラ的な収まりの悪さが、素直に「面白かった!」と言えない原因でもあるし、この映画の深みの理由でもあるのでしょう。
単純なエンターテインメント映画でない一方で、非常にエンターテインメントな映画であるという・・・まぁ、フクザツな映画ですね。

貧困、怖い。
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by kude104 | 2009-05-01 22:02 | 映画